「ニイチェに就いての雑感」の感想
ニイチェに就いての雑感
ニイチェについてのざっかん

萩原朔太郎

分量:約17
書き出し:ニイチェの世界の中には、近代インテリのあらゆる苦悩が包括されてゐる。だれでも、自分の悩みをニイチェの中に見出さない者はなく、ニイチェの中に、自己の一部を見出さないものはない。ニイチェこそは、実に近代の苦悩を一人で背負つた受難者であり、我々の時代の痛ましい殉教者であつた。その意味に於て、ニイチェは正しく新時代のキリストである。耶蘇キリストは、万人の罪を一人で背負ひ、罪なくして十字架の上に死んだ。フリ...
更新日: 2018/09/09
いちにいさんの感想

ニイチェに対する非常に大きな愛を感じる。

更新日: 2017/11/16
芦屋のまーちゃんさんの感想

皆無と言いつつ芥川と萩原(自己)を日本人の例外として語るところが矛盾を含んでいてニーチェ的である