「夢の殺人」の感想
夢の殺人
ゆめのさつじん
初出:「新青年」1929(昭和4)年10月号

浜尾四郎

分量:約32
書き出し:「どうしたって此の儘ではおけない。……いっそやっつけちまおうか」浅草公園の瓢箪池《ひょうたんいけ》の辺《ほとり》を歩きながら藤次郎は独り言を云った。然し之は胸の中《うち》のむしゃくしゃを思わず口に出しただけで、別段やっつけることをはっきり考えたわけではなかった。ただ要之助という男の存在のたとえなき呪わしさと、昨夜の出来事が嘔吐を催しそうに不快に、今更思い起されたのである。藤次郎が新宿のレストランN...
更新日: 2020/12/23
19双之川喜41さんの感想

 恋敵が現れてしまったので 焦って殺人計画をたて 予備(準備)の段階では 予定とおりに出来たと 思い込むけど 思惑は外れる。 この悪巧みが 敵に 見透かされていたのか いないのか どちらでしょう。

更新日: 2017/01/13
さんの感想

成功すれば愛を取り戻せるという確証もないのに、こんな行動に及んでしまうのはどうしてなんだろう 恋愛は恐ろしい そして、主人公は用意周到すぎた