雙之川喜1941 酒を 飲まないで 済むなら それに 越したことは 無い。書き手は 文章を 綴る 仕込み 材料の つもり だという。 説得力を 欠く 言い分が あるけれど 誰も 真に うけない。かくして 時代は 変わり 酒精童子は 絶滅危惧種と 成り果てた。身体を 張って 酒精 収入を 国に 貢ぐ のであるから その 勇気と 愛国心は 顕彰に 値する かもしれない。
お酒が好きだけど、家には置いておけないという太宰治と友人のエピソードが何とも可愛らしくて面白かった。
饅頭怖いと同じで 家中の置き酒は 腹に容れてしまわないと赦せない。 不調法者には解らんような 独自の屁理屈で 目につく酒を征伐する。 お陰で 創作の種が見つかるので 良しとすべきか。 其処らの ただの 酒精依存症に 落ちぶれなくて 良かったかもしれないと感じた。
家では酒を一滴も呑まないという飲兵衛も多い。妻がゲコであったり、子供が小さかったり、そもそも家は酔っ払って帰って寝るだけの場所であったり、理由はいろいろあるが、少なからず酒飲みに罪悪感を抱くことであろう。後ろめたさがあるのだ。酒飲みはついつい記憶を無くす。これがいけない!タテマエで何とか人間関係を構築してきたのが、酒のお陰様で一瞬でホンネ爆弾を投下してしまう。戦後の焼け野原の如く私の周りには誰もいなくなるのだ。 酒を呑む相手は自分と同様に記憶を無くす性質を備えている必要がある。 互いに幸福者だ!!!