「藤村詩抄」の感想
藤村詩抄
とうそんししょう

島崎藤村自選

しまざきとうそんじせん

島崎藤村

分量:約106
書き出し:自序若菜集、一葉舟、夏草、落梅集の四卷をまとめて合本の詩集をつくりし時に遂に、新しき詩歌の時は來りぬ。そはうつくしき曙のごとくなりき。あるものは古の預言者の如く叫び、あるものは西の詩人のごとくに呼ばゝり、いづれも明光と新聲と空想とに醉へるがごとくなりき。うらわかき想像は長き眠りより覺めて、民俗の言葉を飾れり。傳説はふたゝびよみがへりぬ。自然はふたゝび新しき色を帶びぬ。明光はまのあたりなる生と死とを...
更新日: 2019/11/03
19双之川喜41さんの感想

 「初戀」は 半世紀以上まえに 暗誦できるようにしておいた。 いまでも いろいろと こころみるけど 翌日には 忘れ去る。 手遅れかもしれないと感じた。