「愛護若」の感想
愛護若
あいごのわか
初出:「土俗と伝説 第一巻第一―三号」1918(大正7年)8月~10月

折口信夫

分量:約38
書き出し:一若の字、又|稚《ワカ》とも書く。此伝説は、五説経の一つ(この浄瑠璃を入れぬ数へ方もある)として喧伝せられてから、義太夫・脚本・読本《ヨミホン》の類に取り込まれた為に、名高くなつたものであらうが、あまりに末拡がりにすぎて、素朴な形は考へ難くなつてゐる。併し、最流行の先がけをした説経節の伝へてゐるものが、一番原始に近い形と見て差支へなからう。何故ならば、説経太夫の受領は、江州高観音|近松寺《ごんしよ...
更新日: 2018/05/14
fe3c70ce7b93さんの感想

前半はあらすじ、後半は解説でした。あらすじは結構面白かったんですが、解説は知らない固有名詞が多くて難しかったです。