「易の占いして金取り出したること」の感想
易の占いして金取り出したること
えきのうらないしてかねとりだしたること

南方熊楠

分量:約7
書き出し:「易の占いして金《こがね》取り出だしたること」と題して『宇治拾遺』に出た話は、旅人が大きな荒れ家に宿を求むると、内には女一人しかないらしく、快くとめてくれた。夜あけて物食いに出掛けると、かの女が君は出で行くわけにゆかぬ、留まれ、と言った。何故と問うと、わが金《こがね》を千両君に貸しあるから返したのち出でゆけ、と言った。旅人の従者どもからかい半分、きっとそうだろうとまぜ返すを、旅人は真面目に止まって...
更新日: 2023/10/06
たまやさんの感想

占いを題材にした昔話の紹介。 民話はいいですね、温故知新。