「マッチ売りの少女」の感想
マッチ売りの少女
マッチうりのしょうじょ

大久保ゆう

分量:約8
書き出し:それは、ひどく寒いおおみそかの夜のことでした。あたりはもうまっくらで、こんこんと雪が降っていました。寒い夜の中、みすぼらしい一人の少女が歩いていました。ぼうしもかぶらず、はだしでしたが、どこへ行くというわけでもありません。行くあてがないのです。ほんとうは家を出るときに一足の木ぐつをはいていました。でも、サイズが大きくぶかぶかで、役に立ちませんでした。実はお母さんのものだったので無理もありません。道...
更新日: 2022/02/13
19双之川喜41さんの感想

 少女が マッチを擦って 見たものは 達磨ストーブ ガチョウの丸焼き 大きくて綺麗なクリスマスツリー そして 最後に 大好きなおばあちゃんと 手をつないで 大いなる方の下に 昇る。丸焼きが よちよちと 歩き出す下りは 唯一の 救いと 感じた。

更新日: 2021/08/08
dbbd06e8f735さんの感想

更新日: 2021/04/24
せたまさんの感想

可愛そうです

更新日: 2021/02/19
田村顕さんの感想

悲しいなあ

更新日: 2020/09/10
40f9758448fdさんの感想

今自分の怠惰さに気付かされた。少女からしたら、マッチ一本が幸福の物であり、我々の考え方は贅沢で今ある事物に感謝しようと思った。

更新日: 2020/06/03
f9255f609651さんの感想

マッチ売りの少女が最後までマッチをこすり続け、 最後は唯一愛してもらっていたおばあさんに天国に一緒に連れて行ってもらう。 切なすぎる。 読んで、愛はお金より勝ると考えた。 そして、見ていたのに何もしない人たちに腹がたった

更新日: 2020/05/08
c2d745c0e62bさんの感想

世の中お金じゃないという言葉があるが、この物語を読むと、自分は生きていくだけのお金には恵まれているからこそ、そういうふうに思うのだな、と考えてしまう。 マズローの欲求にもあるように、生きるって言うのは根本的なことなので、その為にお金を手に入れるのは必要ことなのだと、思った。 この女の子が最期にはいい思い出を持って(現実のものでは無いけれど)流れ星になってくれて、読者の側が報われたと思った。

更新日: 2020/04/23
dc7ac445de87さんの感想

きちんと読んだことはなかったけど、描写が丁寧で、ガチョウの丸焼きのつめものまで記載があったことに驚いた。とてもよいお話。

更新日: 2019/03/15
5e7bce1e9db3さんの感想

不幸な物語と捉えるか、幸せな終わりと捉えるか……歳を取って変わる作品ですね。 良作は何歳に成って読んでも良いものです

更新日: 2019/02/12
7d18a483223fさんの感想

貧し過ぎるからなのか、親からは愛情を与えてもらえてない。 愛してくれたのが唯一、死んだおばあさんだけだなんて。 生きていくのが辛くて苦しくなる。 最期は、幸せな気持ちで死んでいくのがせめてもの救い。

更新日: 2017/12/28
gnosaさんの感想

貧しさと死が直結した時代の記憶は受け継いでいくべき記憶。

更新日: 2017/11/18
よしふみさんの感想

どんな小さな「炎」の中にでもきっと「幸せ」を見出すことは出来るんだ。 その事を私達は決して忘れてはならない。 「モノ」の豊かさに溺れて自分を見失った我々に、彼女の「物語」はそっと優しく語りかける。 「心に灯火はいかがでしょうか?」と。(涙)

更新日: 2017/11/16
7b69e4f999a5さんの感想

儚い、流れ星と少女の命の対比に、心を打たれた。

更新日: 2017/08/19
8b775cb96450さんの感想

死が迫っていることに気づかず、当初の目的からそれてマッチをこすり続ける少女が、美しくも悲しい... 今の日本に広まっているイメージよりもずっと格差や貧困を批判しており、読む価値があったと思う。

更新日: 2017/05/16
f152cd8a3cdfさんの感想

タイトルだけは誰でも知っていると思うが、こんなにやりきれない話とは・・。フランダースの犬を思い出した。

更新日: 2016/05/07
微睡みの白兎さんの感想

絵本などで有名な話。最後の一文の切なさが余韻となる。

更新日: 2016/04/22
9fa9f44f3c66さんの感想

お話は有名で知ってはいたんですがちゃんと読んだのは初めてでした。女の子はかわいそうというよりも、なぜこうな風になってしまったのかと、とても悲しいです。でも、女の子にとってはハッピーエンドだったのでしょうか?

更新日: 2016/03/25
天城空さんの感想

とても有名な作品ですが、ちゃんと読んだことがなかったので、改めて読むことが出来てよかったです。 少女は亡くなってしまいましたが、きっと幸せになれたんじゃないかな、と思います。

更新日: 2016/02/13
ななこさんの感想

涙が溢れて流れました。 まさか、泣いてしまうなどと予想もしていませんでした。 幼い頃にいつも側にいた祖母を思い出しました。

更新日: 2015/09/11
a5ac6a3c331fさんの感想

童話として、知られ過ぎていて 改めて読もうと思わなかったのですが 青空文庫のお陰で こういう作品に再会できるのは 本当に幸せです。 少女が 流れ星をみて 『誰かが死ぬのかしら』と思うあたりから 涙が止まりません。 天国で おばあさんに抱かれて 永遠に幸せになれた。 何を学ぶというより、カタルシスを得られるひととき。