大事なものを取り返そうと追う。おかしく歪んだ日常を通り過ぎて、もっと大事なものから遠く離れてしまう。両方を失いそうになって、追いかけていたものはむしろ恐ろしいものだったのだろうかと疑いながらも、必死に頑張ってついに掴み取る。が、、、。気づいたら心臓バクバク 汗びっしょりで頭はポカーンの小学生って感じでしょうか。夢って示唆的ですよね。
シュールな描写に驚きました。
童話調の冒険譚。こんなのも書いてたんですね。
“ぼく”と“帽子”の夜の冒険の物語。映像が目に浮かぶ文章。絵本で読みたい。あばれ坊主の栗原とか、松組梅組とか時代を感じさせるのに、自分の幼い頃のお話のように感じた。