題名の通り少しグロテスクな部分がある。 主人公がお土産のソーセージに髪の毛や紙切れの混入からフイ嬢ちゃんがソーセージになったのではと思うほどなら、もっと取り乱したり発狂しても良い気はする。その後日譚が書かれていないのはむしろ綺麗な終わり方だと思った。
ソーセージ食べてから見ちゃダメなやつ
タイトルに惹かれて読んでみたらさほどホラーではないので、肩透かしを食らう気もするが、独特な話し方と話の内容自体は面白いので、まぁまぁ面白かったです。
怖いと言えば良いのか面白いと言えば良いのかわかりませんが、独特な雰囲気や話し方が面白い作品だと思います。
主人公の軽快な語り口調の裏腹にあるおぞましさがなんとも言えません。読んでいて何か違和感を感じましたいかにも江戸っ子、な感じの口調がクセになります
ソーセージを食べる度にこの話を思い出しそうです。
まさか、最後の展開が……。 予想はしていたけれど、本当にフイ嬢の肉で出来たソーセージだったとは… 笑いながら、この話をしているのもゾッとしますし、夢野さんの独特な話の流れで嫌な予感が常に続くのもゾッとしました。 グロテスクな物が苦手な人や、ソーセージ好きな人は、おすすめできませんね。 しかし、物語の構成が素晴らしいので何ともいえないんですけど……。 とにかく、夢野さんはこういうお話を書かせたら、ピカイチですね……w
ソーセージがお好きな方は心の準備をしてお読みなることをお薦めします... 主人公らが終始笑いながらこの話をしている光景を想像するとゾッとします...