「私の好きな読みもの」の感想
私の好きな読みもの
わたしのすきなよみもの

夢野久作

分量:約4
書き出し:こんな事を書くと文学青年じみるが、事実文学青年の古手に相違ないのだから仕方がない。しかも五十近くになって頭の天辺《てっぺん》がコッ禿《ぱ》げて来ているのに恋愛小説なんかアホらしくって読む気になれない。寝がけに読み初めた探偵小説に昂奮しちゃって翌《あく》る朝まで睡むらず、翌る日は終日胃が悪くなって砂を噛むような飯を喰う事が時々あるのだから、嬶《かかあ》が呆《あき》れるのも無理はない。今頃中学校に通っ...
更新日: 2025/03/07
65c8aadc88adさんの感想

蓋之川喜1941  ルベルは ポオの 直系の 神経を 持っている とする。江戸川乱歩も 恐怖と 戦慄の 趣味に 溢れる。久作の 視点から探偵ものを 再読する 愉しみが 増えたような 気がした。   

更新日: 2024/04/14
19双之川喜41さんの感想

 探偵味の 本格ものを 読むと 音楽趣味を 理解するために ピアノの 組み立て方と その学理を 説明されているような 気がする。久作は むしろ 戦慄と 恐怖の美を 心から 賛嘆したいとする。江戸川乱歩に 恐怖美-戦慄詩を 感じるようだ。感性を 前面にした 捕らえ方は 初めの一歩としても ありかなと 感じた。

更新日: 2017/10/19
fc196521360cさんの感想

江戸川乱歩と夢野久作は少し雰囲気似てるような、気もする。 ただ夢野久作は精神世界、江戸川乱歩は現実世界におどろおどろしさを描く点で異なる。そんな気がする。 と思っていたらポーが好きだったとは。

更新日: 2017/01/19
424ee5c93493さんの感想

恐怖美、戦慄詩がたまらない。

更新日: 2017/01/01
f73e1ddb9627さんの感想

最後の一文でふふっとなってしまった。この人の文章はずっと読んでいても飽きない。