夢野久作
久作は 臥せっている祖母から 謡曲 を 聞かせてくれと所望され 喜び勇んで「富士太鼓」を 謡ったところ 再度 リクエストされた。 訝(いぶか)りながらも 再び かたる。 都合3回 演じて 祖母が深刻な認知症であることに気がつく。 「落語の寝床」 を彷彿とさせる。 本当に 面白いと感じた。