「夢もろもろ」の感想
夢もろもろ
ゆめもろもろ

横光利一

分量:約6
書き出し:夢私の父は死んだ。二年になる。それに、まだ私は父の夢を見たことがない。良い夢夢は夢らしくない夢がよい。人生は夢らしくない。それがよい。性欲の夢トルストイがゴルキーに君はどんな恐ろしい夢を見たかと質問した。「長靴がひとり雪の中をごそごそと歩いていた。」とゴルキーが答えた。「うむ、それは性欲から来ているね。」と、いきなりトルストイは解答を与えた。何ぜか、これは少し興味がある。恐い夢私は歯の抜ける夢をし...
更新日: 2022/02/16
19双之川喜41さんの感想

 自身の 作である 「笑われた子」の裏話は  私の理解と 違っていたので 読み直してみた。 夢は彫刻家  現実は下駄屋  という 意味 かもしれないと思った。

更新日: 2018/10/24
いちにいさんの感想

「夢のようにはかない」というでしょう。人の夢ははかないから「儚い」と書くのでしょう。 夢の研究家が早死(もっとも年老いてからの研究だったら寿命だが)した理由は何故でしょうか? 儚い夢を研究したから当の本人も儚く消えたのでしょう、きっと。 夢に意味は無い、と言っているでしょう。伯父が出鱈目と。もっと、現実に向き合わなきゃ、死んでしまいますよ! そもそも、幸せな夢など殆ど見たことがないですよ。まだ現実の方が幸せですよ。魘されてハット目が覚めて「何だ夢か」と呟く安堵感。生きてるという幸せを実感させてくれるのが僕の「夢の効用」です。 それじゃ、おやすみ。