「地図にない島」の感想
地図にない島
ちずにないしま
初出:「ユーモアクラブ」1939(昭和14)年10月

蘭郁二郎

分量:約33
書き出し:一痛いばかりに澄み切った青空に、赤|蜻蛉《とんぼ》がすーい、すーいと飛んでいた。「もう終りだね、夏も——」中野五郎は、顔馴染になった監視員の、葦簾《よしず》張りのなかに入りながら呟いた。「まったく。もうこの商売ともお別れですよ……」真黒に陽にやけた監視員の圭さんが、望遠鏡の筒先きに止まっている赤蜻蛉を、視線のない眼で見ていた。夏の王座を誇っていたこのK海水浴場も、赤蜻蛉がすいすい現れて来ると、思い...
更新日: 2024/03/30
8eb05d040692さんの感想

古いSF映画のようなストーリーで面白かったです。

更新日: 2019/03/14
92d6c4f20632さんの感想

一昔前前のSFアニメとか、怪獣映画モスラを思い出しました。 まあ今時の集団型アイドルなんかは、男女関わらず 私には同じように見えるので、蘭先生もそんな思いだったのかな~? この作品もサクッと読めて面白かったです。