「羅生門の後に」の感想
羅生門の後に
らしょうもんのあとに
初出:「時事新報」1917(大正6)年5月5日

芥川竜之介

分量:約4
書き出し:この集にはいっている短篇は、「羅生門」「貉《むじな》」「忠義」を除いて、大抵過去一年間——数え年にして、自分が廿五歳の時に書いたものである。そうして半《なかば》は、自分たちが経営している雑誌「新思潮」に、一度掲載されたものである。この期間の自分は、東京帝国文科大学の怠惰なる学生であった。講義は一週間に六七時間しか、聴きに行かない。試験は何時《いつ》も、甚《はなは》だ曖昧《あいまい》な答案を書いて通...
更新日: 2025/02/02
65c8aadc88adさんの感想

川喜  竜之介は 作家-読者-批評家を 一身に 兼ね備えている という。「鼻」は 夏目漱石から 手紙で 誉められたと 明かす。「芋粥」は 鈴木三重吉の 推薦による ようである。かえりみて 恩師である 東大教授には 感謝の意を あえて 現していないのには 芥川の 気負いが みてとれ 微笑ましいと 感じた。 

更新日: 2023/09/20
鍋焼きうどんさんの感想

初期の備忘録

更新日: 2019/10/28
19双之川喜41さんの感想

 芥川は 作家▫読者▫批評家を 一身に兼ねたと言う。 発表した作品のほかに 倍くらいの習作が あったようだ。 新理智▫技巧派とされるけど 自分らしい道を 自分らしく歩くと 眉を決する。

更新日: 2017/08/18
秋吉 弥彦さんの感想

まあ、芥川のことが好きならば目を通して置くべきかと。

更新日: 2017/05/08
a02ef6390fdbさんの感想

なかなかの不良青年

更新日: 2016/09/25
6187397b10e3さんの感想

後書きですね。

更新日: 2016/08/06
99405a3d8e74さんの感想

芥川龍之介、真面目な神経質な人の印象が強かったけれど結構不真面目な大学生だったのがとても親近感が湧いた。また、天才エリート様だからトントン拍子に苦労無く文壇デビューしたんだろ!と思い込んでいたけど結構落とされたりしてるんだな……と。人間臭さが垣間見えて良かった。偉い文壇もみんな同人から始めたんだなあ。

更新日: 2015/12/23
モトさんの感想

「羅生門」の入った短編集のあとがき。雑誌への投稿を始める前は、「 発表する意志も、発表する機関もなかった自分は、作家と読者と批評家とを一身に兼ねて、それで格別不満にも思わなかった」そうだが、それから投稿しだして、初めて「 自分の小説を友人以外の人に批評された、そうして又同時に、褒めて貰もらった」のが、夏目漱石から、というのに驚いた。しかもわざわざ手紙を送ってくれたらしい。

更新日: 2015/11/12
3c0b6e1b92c2さんの感想

よく分かんなかった。