「雀こ」の感想
雀こ
すずめこ
初出:「作品」1935(昭和10)年7月号

太宰治

分量:約6
書き出し:長え長え昔噺《むがしこ》、知らへがな。山の中に橡《とち》の木いっぽんあったずおん。そのてっぺんさ、からす一羽来てとまったずおん。からすあ、があて啼《な》けば、橡の実あ、一つぼたんて落づるずおん。また、からすあ、があて啼けば、橡の実あ、一つぼたんて落づるずおん。また、からすあ、があて啼けば、橡の実あ、一つぼたんて落づるずおん。…………………………ひとかたまりの童児《わらわ》、広《ふろ》い野はらに火三...
更新日: 2025/05/16
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  津軽弁による 長い 長い 童話です。橡『とち』の 実の 下で あの子が 欲しい と 遊んだり します。言うまでもなく 方言には なんとも 慈しみに 満ち あふれ て います。読み 聞かせに もちいる には かなり 相手を 選ぶ でしょう。地域 限定 お話会と いうわけ です。図書館員の 出番 かも しれませんね。