太宰治
自己嫌悪、自暴自棄、自虐志向の塊。兎に角、ネガティブ。そんな太宰だが、贋農婦と薔薇の一件で、自分が思い違いをしている可能性を見出して気分が和む。思いもしないところから助け舟が出てくるものである。