「白椿」の感想
白椿
しろつばき
初出:「九州日報」1922(大正11)年12月

夢野久作

分量:約7
書き出し:ちえ子さんは可愛らしい奇麗な児でしたが、勉強がきらいで遊んでばかりいるので、学校を何べんも落第しました。そしてお父さんやお母さんに叱られる毎《ごと》に、「ああ、嫌だ嫌だ。どうかして勉強しないで学校がよく出来る工夫は無いかしらん」と、そればかり考えておりました。ある日、どうしてもしなくてはならぬ算術をやっておりましたが、どうしてもわからぬ上にねむくてたまりませんので、大きなあくびを一つしてお庭に出て...
更新日: 2022/11/24
1fc2179399d7さんの感想

怠け者のちえ子が、白い椿の花になりたいと思ったら入れ替わってしまった。 ちえ子よりも勤勉で、礼儀正しく、皆にも好かれていく白椿のちえ子。 その姿を見て、ちえ子の心は変わって行く。 いたらなさや後悔、久作さん好きだ!

更新日: 2017/01/18
424ee5c93493さんの感想

白い椿と入れ替わって分かる、自分のいたらなさ。