「気まま者の日記」の感想
気まま者の日記
きままもののにっき
初出:「映画評論」1935(昭和10)年9月号

山中貞雄

分量:約4
書き出し:気まま者の日記山中貞雄ある日・1近頃、大衆小説を読んであまりこころよく思わないことがある。それは、往々にしてその作者が、自作の映画化を企図して書いていると思いなされる場合があるからだ。文壇の誰だったかが、「文学は文学、映画は映画と言う風に別々に進んだ方がいいのじゃないか」と言う意味のことを書いていたが、一応頷ける言い分ではあるまいか。僕等が文芸家側から求めるものは、在来の映画物語ではなく又シナリオ...
更新日: 2015/09/25
a5ac6a3c331fさんの感想

映画監督である作者の文章は 初めて読みました。 解りやすく 納得させられます。 映像ライブラリーで『人情紙風船』をみたことがあります。  二十代の作品かと、驚きます。 29歳で 戦地で亡くなられたのは 本当に残酷です。