「化け物の進化」の感想
化け物の進化
ばけもののしんか
初出:「改造」1929(昭和4)年1月

寺田寅彦

分量:約27
書き出し:人間文化の進歩の道程において発明され創作されたいろいろの作品の中でも「化け物」などは最もすぐれた傑作と言わなければなるまい。化け物もやはり人間と自然の接触から生まれた正嫡子であって、その出入する世界は一面には宗教の世界であり、また一面には科学の世界である。同時にまた芸術の世界ででもある。いかなる宗教でもその教典の中に「化け物」の活躍しないものはあるまい。化け物なしにはおそらく宗教なるものは成立しな...
更新日: 2020/11/14
19双之川喜41さんの感想

 化け物教育の重要性を 説く。 はてなと思う心は 学問の基礎だからであろう。 酒呑童子に似た話は シナにもユリシーズにもあり 「恐ろしき悪魔」と言う意味のマレイ語に似ているらしい。