「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」の感想
時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ
ときのかんねんとエントロピーならびにプロバビリティ
初出:「理学会」1917(大正6)年1月

寺田寅彦

分量:約11
書き出し:時の観念に関しては、哲学者の側でいろいろ昔からむつかしい議論があったようである。自分はそれらの諸説について詳しく調べてみる機会を得ないが、簡単な言葉でしかもそれ自身すでに時の概念を含んでいないような言葉で「時」に定義を下そうというような企てはたいてい失敗に帰しているようである。「一様に流れる量」であるとか、「逸しつつある広がり」だとかいうのはもちろん時の定義でもなければ説明とも思われぬ。Si no...
更新日: 2017/05/15
203c2d71e540さんの感想

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