「春の夜は」の感想
春の夜は
はるのよは
初出:「中央公論」1927(昭和2)年4月

芥川竜之介

分量:約3
書き出し:一僕はコンクリイトの建物の並んだ丸《まる》の内《うち》の裏通りを歩いてゐた。すると何か※《にほひ》を感じた。何か、?——ではない。野菜サラドの※である。僕はあたりを見まはした。が、アスフアルトの往来には五味箱《ごみばこ》一つ見えなかつた。それは又如何にも春の夜らしかつた。二U——「君は夜《よる》は怖くはないかね?」僕——「格別怖いと思つたことはない。」U——「僕は怖いんだよ。何だか大きい消しゴムで...
更新日: 2018/03/02
青鷺20180108.aさんの感想

芥川はこんなのも書くのか。タルホの一千一秒感がある。けっこう好き、こういうの。鸚鵡絞め殺してる、春の夜は

更新日: 2015/06/10
6db053950e90さんの感想

耳垢どころか耳朶だって見られない今と隔世の感