「悪魔祈祷書」の感想
悪魔祈祷書
あくまきとうしょ
初出:「サンデー毎日特別号」1936(昭和11)年3月

夢野久作

分量:約34
書き出し:いらっしゃいまし。お珍らしい雨で御座いますナアどうも……こうもダシヌケに降り出されちゃ敵《かな》いません。いつも御|贔屓《ひいき》になりまして……ま……おかけ下さいまし。一服お付けなすって……ハハア。傘をお持ちにならなかった。ヘヘ、どうぞ御ゆっくり……そのうち明るくなりましょう。どうもコンナにお涼しくなりましてから雷鳴《はやしかた》入りの夕立なんて可笑《おか》しな時候で御座いますなあ。まったく……...
更新日: 2020/07/24
a30952752341さんの感想

一体どこまで本当なのか、ヨタなのか… 夢野久作の作品の中でもかなり好みな話 説明しているときの店主の生き生きとした様子、聞いている先生の血の気の引いていく様子が想像できる

更新日: 2017/01/14
皮鳥さんの感想

はたして男が言った内容はどこまでが本当の事なのだろうか? これから先生はどうするのか? 案外先生も気の持ちようだと、聖書の事を忘れてしまうのだろうか