「家庭の読書室」の感想
家庭の読書室
かていのどくしょしつ

内田魯庵

分量:約12
書き出し:近ごろは一般に大分本を読むやうになつた。が、女は相変らず読まんナ、若い女どもは無暗と新らしがつてるが、小説を少しばかり読むものは読書家がつてる。尤も新聞さへ碌々読まんのが多いのだから、新らしい小説の一冊も読むものは読書家然としてゐられるが、未だ/\読書国民とは云はれない。第一、書物を買ふ銭を惜しむ事は呆れて了ふ。要りもしない、一年に二度か三度著る事があるか無いか解らなくても、著物は五十円六十円出し...
更新日: 2016/04/05
YELLOWテントマンさんの感想

少し読みにくかったが、内容は参考になった。現代では物理的な書斎は作らなくても、図書館や電子書籍が有るので、環境的には恵まれている。後はやる気が有るかだけ。