「月」の感想
つき

上田敏

分量:約5
書き出し:むかしより月をめづる人多し。あるは歌に詠じ、あるは文に属し、語をつくして、ほめたゝふ。されど如何なる月をか、いとよしとするにやあらむ。いまだ定まりたる、言をきかず。人々おのがじゝ、好むところあれば此あらそひ、恐くは永劫つきじ。兼好のほふしは云へり「望月の隈なきを、千里の外までながめたるよりも、暁ちかくなりて待ち出でたるが、いと深う青みたるやうにて、深き山の杉の梢に見えたる木の間の影、うちしぐれたる...
更新日: 2015/10/21
72ba12da0d54さんの感想

月好きな私としては、しみじみと良いと思う。白雲の...情景は、死ぬまでに見てみたいものだ。