「思ひ出」の感想
思ひ出
おもいで
抒情小曲集
じょじょうしょうきょくしゅう
北原白秋
分量:約151分
書き出し:
この小さき抒情小曲集をそのかみのあえかなりしわが母上と、愛弟 Tinka John に贈る。Tonka John.わが生ひたち…………時は逝く、何時しらず柔らかに影してぞゆく、時は逝く、赤き蒸汽の船腹の過ぎゆくごとく。(過ぎし日第二十)1時は過ぎた。さうして温かい苅麥《かりむぎ》のほめきに、赤い首《くび》の螢に、或は青いとんぼの眼に、黒猫の美くしい毛色に、謂れなき不可思議の愛着を寄せた私の幼年時代...
作品詳細
作品を読む
更新日: 2020/12/20
19双之川喜41さんの感想
使わないほうが良いと思われる言葉が 例えば くろんぼ等 出てくる。 なかなか 気持ちを 同期させにくい。 時という 砂の上にと言うことかと感じた。
青空文庫ビューア Ad
Icons made by
Freepik
from
www.flaticon.com