小島烏水
雙喜 霧の不二は 幻想的に 見受けられ 月の 不二は 脚光を 浴びたようにも 思われる ことが 時に ある。独立 最高峰は 群がる 車座の 中央に 厳然と その勇姿を 誇る。なにやら 山賊達の 話し合いと 見立てる こともでき 著者の 稚気が 滲み出ていると 感じた。