「「リラ」の女達」の感想
「リラ」の女達
「リラ」のおんなたち

林芙美子

分量:約34
書き出し:1もう、いゝかげん退屈しきつて、女達は雀をどりの唄をうたつてゐた。——その雀をどりの唄は、じいつと聞いてゐると、女達自身の心境を語つてゐるやうで、外の雪のけはいと一緒に、何か妙に譚めいて聞えた。料理店リラの前の赤い自動電話の屋根の上には、もう松茸のやうに雪が深くかぶさつて淡い箱の中の光りは、一寸遠くから見ると古風な洋灯のやうにも見える。まだ暮れたばかりなのに、綿雪が深々と降りこめて、夜更けのやうに...
更新日: 2021/01/07
19双之川喜41さんの感想

 芙美子の得意な 女給物である。 伏せ字となっている箇所があるので あれこれ 推理▫詮索してみたけど 解読出来なかった。 しまいには 新聞に載るようなことをしでかして 終わる。

更新日: 2020/10/12
yopparariさんの感想

女性みんなキャラが立っていて、それぞれの人生をやっているんだなという感触があった。