「郷土的味覚」の感想
郷土的味覚
きょうどてきみかく
初出:「郷土読本」高知市江ノ口小学校、1932(昭和7)年2月

寺田寅彦

分量:約8
書き出し:日常の環境の中であまりにわれわれに近く親しいために、かえってその存在の価値を意識しなかったようなものが、ひとたびその環境を離れ見失った時になって、最も強くわれわれの追憶を刺戟することがしばしばある。それで郷里に居た時には少しも珍しくもなんともなかったものが、郷里を離れて他国に移り住んでからはかえって最も珍しくなつかしいものになる。そういう例は色々ある中にも最も手近なところで若干の食物が数えられる。...
更新日: 2025/09/01
8eb05d040692さんの感想

寒竹は前に見た気がするけど楊梅なんて物は知らなかった。やはりその地方に行かなければ食せない物って、日本にはたくさんあるのかも。