寺田寅彦
今から90年前に 不完全な 機械の 欠点は やがて 克服されるであろうと 鋭い 見識を 述べている。こんにち 発達した機器類に 見合った手法で 表現活動が 行われているかは いささか 心元ないような 気もしてくると 感じた。
これは戦前の文章だけど、録画や録音でデータ化して素材に使えたらって当時色んな人が夢見たんだろうな。そこから30年40年したら映画の時代、レコードの時代、TVの時代になっていっていく。もしも寺田がこの後の編集技術の発展を知ったら、どんなにかワクワクしただろうな。