「コーヒー哲学序説」の感想
コーヒー哲学序説
コーヒーてつがくじょせつ
初出:「経済往来」1933(昭和8)年2月

寺田寅彦

分量:約13
書き出し:八九歳のころ医者の命令で始めて牛乳というものを飲まされた。当時まだ牛乳は少なくとも大衆一般の嗜好品《しこうひん》でもなく、常用栄養品でもなく、主として病弱な人間の薬用品であったように見える。そうして、牛乳やいわゆるソップがどうにも臭くって飲めず、飲めばきっと嘔吐《おうと》したり下痢したりするという古風な趣味の人の多かったころであった。もっともそのころでもモダーンなハイカラな人もたくさんあって、たと...
更新日: 2018/08/05
68615b6fb405さんの感想

明日の朝の一杯目が楽しみになるコーヒー哲学

更新日: 2016/09/30
ayameさんの感想

コーヒーと哲学は極上の組み合わせ。ドイツへの留学話、銀座カフェの話が面白いと思った。

更新日: 2016/09/30
785fed41d27fさんの感想

古い言葉なのか、若干馴染みにくいところがあった。とはいえ、コーヒー一つで得心できる話を作り出すこの想像力は、羨ましく思う。電車の待ち時間に、程好い小話。

更新日: 2015/11/06
39c69d411a1dさんの感想

子供の頃コーヒー牛乳からコーヒー好きが始まるのは小生も同じ。本場のコーヒーの味は全く分からないが、会社の給湯室で入れたインスタントコーヒー飲んで今日もがんばってるぞ。

更新日: 2015/10/15
2906d95bd2e8さんの感想

コーヒーだけで、つらつらと。 筆者のコーヒー哲学論が真に同感。

更新日: 2015/10/10
1dbde5ace62dさんの感想

寺田寅彦のコーヒーへのウェットでドライな視点の持ち方と、彼の唇とカップの縁との触れ合いの想像。