名を遺した作家の 幼少期には まわりに 読書好き▫演劇好き▫読み聞かせ好きが 居たことが 多いような気がする。 そんな環境は 少なくとも よい読み手を 送り出すようなことは あるかもしれないと感じた。
◼️文学をやる、といったら、普通は反対されるものなのでしょうか? 芥川の家では反対されなかった様ですが、芥川自身が、普通反対されるものだ、という感覚をもっていたような書き出しです。 ◼️もし、自分の子どもたちが、将来作家になる、と言い出したら、自分はどう応えるか?を考えてみました。恐らく、売れるとは限らないぞ!と言うような、くだらない受け答えをしてしまうでしょう。仮に、サラリーマンになる、と言ったら、そうか頑張れ!くらいで、済ますでしょう。 ◼️けれど、不公平ですよね?サラリーマンという言葉を聞いて安心してしまうとは。本当であれば、出世するとは限らないぞ!と言わなければなりません。 ◼️子どもが決めた人生を親があれこれ心配しても仕方ありません。芥川のように成功する人間もいれば、やがて自殺してしまうのもいます。 ◼️問題は、自分の人生を決めれない子どもがいる、ということです。将来何になりたいか、が分からないと言うのです。子どもの頃から、心療内科とやらのお世話になってます。聞こえは良いが、昔で言うところの精神科です。精神安定剤を処方されてます。そのことだけで、昔なら、いじめの対象でした。ところが、心療内科には同世代の若者が結構いるのです。塾に行くように、病院にも通うのです。 ◼️芥川などの小説を読むと、よく発狂する人物が登場しますが、現代でも一歩間違えれば、という若者が実は多く存在するのでは?という不安を抱いてます。心の問題はある程度は書物で解決できると思っているのですが、最近の子どもたちはやはり活字離れが酷く、本を読みません。その代わり、ゲームに没頭します。時代が違う、と自分に言い聞かせてますが、何となくゲームを罪悪と位置付けてしまってます。現実逃避は昔も今も変わらないのに………
ほっこりします。
芥川が一番初めに触れた小説らしい作品が泉鏡花の化け銀杏というところに興味を持ちました。うーん。伯母についても気になる。もっと知りたい。
芥川龍之介が小さかったころの家庭の話。伯母のことを一番慕っていたそうな。文学をやりたいと言い出したとき、家のだれも反対しなかった。なぜなら両親も伯母も文学好きだったから。初めて読んだ「小説らしい小説」は、泉鏡花の「化銀杏」とのこと。