「日本人の自然観」の感想
日本人の自然観
にほんじんのしぜんかん
初出:「東洋思潮」1935(昭和10)年10月

寺田寅彦

分量:約58
書き出し:緒言「日本人の自然観」という私に与えられた課題の意味は一見はなはだ平明なようで、よく考えてみると実は存外あいまいなもののように思われる。筆を取る前にあらかじめ一応の検討と分析とを必要とするもののようである。これは、日本人がその環境「日本の自然」をいかに見ていかに反応するか、ということ、またそれが日本人以外の外国人がそれぞれの外国の自然に対する見方とそれに対する反応しかたと比べていかなる特色をもつか...
更新日: 2021/01/09
19双之川喜41さんの感想

 棚田の映画を 露都で公開したとき 露人は 吹き出して笑ったという。 日本人の考え方は 対立的に自然界を見ないということで かなり 独特なものであるという。 かかる意識と理解がないと 互いに誤解をまねくと感じた。