ポーエドガー・アラン
自分自身の中の 克服すべき面と 葛藤しつつ 自己形成に励む というのが 多くの人の あり方だろうと 思われる。ところが そのしょうもない自分の 欠点を 殊更に強調したような 他者が現れたとしたら どうなるのだろうか。近親憎悪というわけでは ないけど 自らの屈折した思いに 手を焼いてしまうだろう。寄宿舎生活の 重厚な描写は ハリポタの 学園模様の 画き方を 思い出させ 重厚な 筆致と感じた。ボーから 肩透かしされたようにも 想ったのである。