「炭焼のむすめ」の感想
炭焼のむすめ
すみやきのむすめ
初出:「馬醉木」1906(明治39)年7月

長塚節

分量:約21
書き出し:一低い樅《もみ》の木に藤の花が垂れてる所から小徑を降りる。炭燒小屋がすぐ眞下に見える。狹い谷底一杯になつて見える。あたりは朗かである。トーントーンといふ音が遙に谷から響き渡つて聞える。谷底へついて見ると紐のちぎれさうな脚袢《きやはん》を穿いた若者が炭竈《すみがま》の側で樫《かし》の大きな榾《ほた》へ楔《くさび》を打ち込んで割つて居るのであつた。お秋さんが背負子《しよひこ》といふもので榾を背負つて涸...
更新日: 2021/06/04
19双之川喜41さんの感想

 礼儀正しく内気なむすめは もとより 小鳥 植物の多様性 木酢 蛇 会話などが 心を穏やかにしてくれると感じた。