「赤い煙突」の感想
赤い煙突
あかいえんとつ

渡辺温

分量:約17
書き出し:………………………………(——あたしの赤い煙突。なぜ煙を吐かないのかしら?お父さまとお母さまの煙突からは、あんなに沢山煙が出ているのに……)彼女は七つの秋、扁桃腺炎を患って二階の窓の傍に寝かされた時、はじめてその不思議を発見した。秋晴れの青空の中に隣の西洋館の屋根の煙出しが並んで三本あった。両側の二本は黒く真中のは赤い色をしていた。そしてその赤い色の一本はずっと小さくて何処か赤い沓下をはいた子供の...
更新日: 2024/09/09
8eb05d040692さんの感想

なんだか悲しい話なんだけど面白かった。

更新日: 2024/04/24
19双之川喜41さんの感想

 隣家の 真ん中の 赤い煙突から 煙りが 立ち上らないので 病に 伏せった 少女は 気になって 仕方ない。彼女は 病弱で 幾度となく病床から 色の褪せてきた その 煙りは 出ない 煙突を 焦るような 気持ちで 眺める。一度だけ 珍しく 煙ってる 煙突を 目にしたことがあり 不思議に 思っていた。後日 隣家の お手伝いさんから いきさつを 知らされる ことになる。やや 腺病質な 少女の 心の 動きを 描き出して 見事であると 想った。また 短編小説の 名手である オーヘンリーが 思い浮かんだりした。

更新日: 2024/04/13
adcc46fad428さんの感想

基本構造以外ちょいと分からん

更新日: 2021/08/26
bc43847ac151さんの感想

煙突の秘密を聞いて、主人公がした解釈がとても悲しい。

更新日: 2019/01/22
59182cbbff14さんの感想

自分を哀れに思うことしか知らなかった女性の話

更新日: 2017/05/18
456e94a2268cさんの感想

ひたすらに美しく悲しい物語。