天塩川の 沿岸の 新しく 開かれた土地が 流れ職人である 大工の万吉の 凶行の 場である。他人の 嫁に どう見ても 無理筋な 横恋慕を 抱き 告白が 無視されたのに 対して 突如として 逆上し 赤子 子守 老人 嫁の 四人を 目に付いた 手斧で 惨殺に 及ぶ。そのことがあって 数週間の後に 井戸の 脇の 樹の切り株に 火の玉が 突如として 三つ 現れてしまう。惨事のあとより まえのほうが 良く 書き込まれており バランスが いささか 悪いような 気が 少ししてしまったけど 優れた才能が 窺われる 詩情溢れる 文章と想ったのである。素木しずさんの 溢れる 才能に 刮目した。
あり得ない話だが妙に納得できる話だな!