宮沢賢治
報告文と 勘違いして 長い間 読まなかった。 しかしながら 読んでみると 良くできた話しなのには 驚いた。 宗教論と 菜食主義が 熱っぽく議論を戦わせるので 双方の矛先(ほこさき)を 如何に収めるのか 内心では やきもきしながら 読み進んでいたら 巧く着地させた。 むしろ 肩透かしくらって きもちよいとも感じた。