「支那古典学の研究法に就きて」の感想
支那古典学の研究法に就きて
しなこてんがくのけんきゅうほうにつきて
初出:「東方時論」1917(大正6)年2月発行、第二巻第二号

内藤湖南

分量:約11
書き出し:支那を解釋するには、支那人が是迄積み上げた事業と云ふ者を十分に研究して見なければならぬ。其の事業は一口に言へば文化であるが、その中には、政治もあれば、文學もあり、藝術もあり、乃至は土工の遺物もあつて、迚も一人の力の窮め得べからざる所であるが、予は其の立場として、支那民族發展の跡を繹ねて、その文化を刔剔し、之を理解する爲めの古典學研究について、茲に自己の經驗から得た方法を説明して見ようと思ふ。支那の...
更新日: 2016/12/20
b9ef941530ccさんの感想

内藤湖南のシナ古典学の研究では、シナの古典では、その典籍に暫し竄乱があり、真実をよく見極める必要がある。日本人研究者の研究には期待ができる。