「敵討札所の霊験」の感想
敵討札所の霊験
かたきうちふだしょのれいげん

鈴木行三

分量:約371
書き出し:一一席申し上げます、是は寛政十一年に、深川元町《ふかがわもとまち》猿子橋《さるこばし》際《ぎわ》で、巡礼が仇《あた》を討ちましたお話で、年十八になります繊弱《かよわ》い巡礼の娘が、立派な侍を打留《うちと》めまする。その助太刀は左官の才取《さいとり》でございますが、年配のお方にお話の筋を承わりましたのを、そのまゝ綴りました長物語《ながものがたり》でございます。元|榊原《さかきばら》様の御家来に水司又...
更新日: 2021/10/21
e2032513f6a4さんの感想

圓生師が一部口演されているのが残っているが、全編通しとは水司の描き様の趣きが少し異なるのが、興味深い。