ブレーキの無い車と同じ。自爆するしかない。せめて人を巻き込まず一人だけの完結で終わったのがよかった。ときに甘えの度が過ぎれば悲しい末路への教訓。周りの愛情も歯が立たない。克己心。
生活破綻者の末路はこんなもの。自分で改悟出来なければ更生は望むべくもない。言いなりになる節子も罪深い。
チルチルぶん殴ってやりたい… だがしかし笑 物語は最後まで
性格が無難な人って、駄目になりがちですね。振り回されてる。それこそ三人の悪友みたく性格がはっきりしてれば、まだ良かったかも知れません。
東京▫三鷹市(井の頭公園)のぬま「池」が 重要な舞台です。 主人公が消えて その妹も 読者も 何やらホッとしてしまいますよ。 無頼自慢を我慢すれば 見事と思うかもしれません。 消えて 嬉しい花火と感じた。
話の結果よりもストーリーの、展開をすり替えた⁉ と、いうラストがより一層読み手を面白くさせる。 この手法に目眩ましされると、後味はどうでもよくなる。
いい
今まで読んだ太宰の作品(勿論数は少ないわけだが)の中で、最も戦慄されられた文章だった。節子の言葉は想像出来たが、それでもやはりぞっとする。心臓を逆撫でされた気分。 にしても、「花火」…。ぱっと煌めいては直ぐに消える金銭の比喩か?一般的な解釈を知りたい。
最後の言葉、背筋がぞくぞくした。 どういう心境で言ったのだろう。 最初からやりたいことをやらせておけば話は変わったかもしれないのに、、
今の時代にもありそうなエピソード、太宰らしいというところでしょうか。でもタイトルの意味は・・・?
なぜ「花火」なのか? そういえば今年(2015)芥川賞の又吉の題名は「火花」だったな。