「虹の絵の具皿」の感想
虹の絵の具皿
にじのえのぐざら

(十力の金剛石)

(じゅうりきのこんごうせき)

宮沢賢治

分量:約26
書き出し:むかし、ある霧《きり》のふかい朝でした。王子はみんながちょっといなくなったひまに、玻璃《はり》でたたんだ自分のお室《へや》から、ひょいっと芝生《しばふ》へ飛《と》びおりました。そして蜂雀《はちすずめ》のついた青い大きな帽子《ぼうし》を急《いそ》いでかぶって、どんどん向《む》こうへかけ出しました。「王子さま。王子さま。どちらにいらっしゃいますか。はて、王子さま」と、年よりのけらいが、室《へや》の中で...
更新日: 2019/11/08
19双之川喜41さんの感想

 露 空 太陽 風など すべて 十力の金剛石だと言う。 十力は、大いなる存在で なんとなく 宗教的な雰囲気を感じる。 オノマトペの多用は やや 過剰な気が、しないでもないと感じた。

更新日: 2019/02/26
ペンネンネンネンネネムさんの感想

鉱物を愛し、美しさの表現に様々な宝石貴石を用いる「石コ賢さん」が、すなおなほんとうの美しさ、というものは何か。疲れや悩みで感覚が鈍ってきたように感じるとき、この作品を読み返したくなる。

更新日: 2016/02/06
c204b3cc8da7さんの感想

色んな音がとても気持ち良かった‼ ツァリルツァリルツァンツァラリン!サングサンガリン!ザッザザザザアザザザァザザザザァ‼ 最後も、ほっこりしました。