「春の盗賊」の感想
春の盗賊
はるのとうぞく
初出:「文芸日本」1940(昭和15)年1月

太宰治

分量:約76
書き出し:——わが獄中吟。あまり期待してお読みになると、私は困るのである。これは、そんなに面白い物語で無いかも知れない。どろぼうに就《つ》いての物語には、違いないのだけれど、名の有る大どろぼうの生涯を書き記すわけでは無い。私一個の貧しい経験談に過ぎぬのである。まさか、私がどろぼうを働いたというのではない。私は五年まえに病気をして、そのとき、ほうぼうの友人たちに怪しい手紙を出してお金を借り、それが積り積って、...
更新日: 2021/07/10
f02b71c47b8eさんの感想

「やって来たのは、ガスコン兵。」太宰天才だわ〜笑

更新日: 2020/04/01
梶サンさんの感想

最初と最後で主張が真逆…作家性がそもそも激情的だから、私生活の安定叶わなかったのね。

更新日: 2019/01/10
acca196554f4さんの感想

冒頭の言い訳が危機迫っていて面白かった。ツイッターに通じる物を感じた。 が、肝心の物語がいつ始まったか知れず、頭に入ってこなかった。

更新日: 2017/06/06
1a7da6eff4e7さんの感想

はじめが冗長 後は良し

更新日: 2016/10/20
わたくしといふげんしょうさんの感想

途中何を伝えたいのかわからない部分がある。難解。 ラストの疾走感は好き。 この太宰も、いい感じにひねくれている。