「田端日記」の感想
田端日記
たばたにっき

芥川竜之介

分量:約13
書き出し:〔八月〕二十七日朝|床《とこ》の中でぐずついていたら、六時になった。何か夢を見たと思って考え出そうとしたが思いつかない。起きて顔を洗って、にぎり飯を食って、書斎の机に向ったが、一向《いっこう》ものを書く気にもならない。そこで読みかけの本をよんだ。何だかへんな議論が綿々《めんめん》と書いてある。面倒臭くなったから、それもやめにして腹んばいになって、小説を読んだ。土左衛門《どざえもん》になりかかった男...
更新日: 2021/01/09
19双之川喜41さんの感想

 藤岡蔵六が  芥川の顔 は 三角定規を 逆さにしたような顔だと いうくだりでは 吹き出した。 写真で見ると まったくその通りで こういうのを 言い得て妙と言うのかも知れないと感じた。