展開がスゴイ。飲み屋の女将が男に振られて自殺?それも狂言なのに。それ程に純情なのか?
女性に惚れられたのは後にも先にも古女房ぐらいでまったく無縁な ことなので理解できない。あの時代ならともかく現代でそんなことがあるのだろうか。実際のところ我が女房も諦めの胸中なのかもしれない。それも一興で男女の中は実に不可解。
読み終えてウーン…となってしまうような小説。
無責任な酒乱の男に焚き付けつけられて 彼女の恋の心の深さを 知りたいこともあり 試しに別れ話を持ち出したところ 女は 服毒投身自殺をしてしまった。 大雑把な選別は はた迷惑かもしれないと感じた。
男と女は違う生き物という感覚は少しは理解できる。けれど女は~とか男は~猿は~のくくりはやめていただきたい。