「女類」の感想
女類
じょるい
初出:「八雲」1948(昭和23)年4月

太宰治

分量:約21
書き出し:僕(二十六歳)は、女をひとり、殺した事があるんです。実にあっけなく、殺してしまいました。終戦直後の事でした。僕は、敗戦の前には徴用で、伊豆《いず》の大島にやられていまして、毎日毎日、実にイヤな穴掘工事を言いつけられ、もともとこんな痩《や》せ細ったからだなので、いやもう、いまにも死にそうな気持ちになったほどの苦労をしました。終戦になって、何が何やら、ただへとへとに疲れて、誇張した言い方をするなら、ほ...
更新日: 2023/06/29
阿波のケンさんさんの感想

展開がスゴイ。飲み屋の女将が男に振られて自殺?それも狂言なのに。それ程に純情なのか?

更新日: 2023/06/19
cbeb8d424306さんの感想

女性に惚れられたのは後にも先にも古女房ぐらいでまったく無縁な ことなので理解できない。あの時代ならともかく現代でそんなことがあるのだろうか。実際のところ我が女房も諦めの胸中なのかもしれない。それも一興で男女の中は実に不可解。

更新日: 2021/06/22
e0814fef7374さんの感想

読み終えてウーン…となってしまうような小説。

更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 無責任な酒乱の男に焚き付けつけられて  彼女の恋の心の深さを 知りたいこともあり 試しに別れ話を持ち出したところ  女は 服毒投身自殺をしてしまった。 大雑把な選別は  はた迷惑かもしれないと感じた。

更新日: 2018/01/09
aa55d7ad2e7bさんの感想

男と女は違う生き物という感覚は少しは理解できる。けれど女は~とか男は~猿は~のくくりはやめていただきたい。