「詩の原理」の感想
詩の原理
しのげんり
初出:「詩の原理」第一書房 、1928(昭和3)年12月15日

萩原朔太郎

分量:約404
書き出し:序本書を書き出してから、自分は寝食を忘れて兼行し、三カ月にして脱稿した。しかしこの思想をまとめる為には、それよりもずっと永い間、殆《ほとん》ど約十年間を要した。健脳な読者の中には、ずっと昔、自分と室生犀星《むろうさいせい》等が結束した詩の雑誌「感情」の予告に於《おい》て、本書の近刊広告が出ていたことを知ってるだろう。実にその頃からして、自分はこの本を書き出したのだ。しかも中途にして思考が蹉跌《さて...
更新日: 2021/01/05
19双之川喜41さんの感想

 朔太郎は 下書き二千枚を 焼き捨てたという。 熟慮を 重ねて書き上げた 大作をである。 芥川▫白秋にも 触れている。 コミックやラノベは 一体 何処に 仕分けた事だろう。 図解が 出てきたのには 慌てた。