「黄村先生言行録」の感想
黄村先生言行録
おうそんせんせいげんこうろく
初出:「文学界」1943(昭和18)年1月

太宰治

分量:約36
書き出し:(はじめに、黄村先生が山椒魚《さんしょううお》に凝《こ》って大損をした話をお知らせしましょう。逸事の多い人ですから、これからも時々、こうして御紹介したいと思います。三つ、四つと紹介をしているうちに、読者にも、黄村先生の人格の全貌《ぜんぼう》が自然とおわかりになるだろうと思われますから、先生に就いての抽象的な解説は、いまは避けたいと思います。)黄村先生が、山椒魚なんて変なものに凝りはじめた事に就いて...