「リイズ」の感想
リイズ
リイズ
初出:1940(昭和15)年

太宰治

分量:約9
書き出し:杉野君は、洋画家である。いや、洋画家と言っても、それを職業としているのでは無く、ただいい画をかきたいと毎日、苦心しているばかりの青年である。おそらくは未だ、一枚の画も、売れた事は無かろうし、また、展覧会にさえ、いちども入選した事は無いようである。それでも杉野君は、のんきである。そんな事は、ちっとも気にしていないのである。ただ、ひたすらに、いい画をかきたいと、そればかり日夜、考えているのである。母ひ...
更新日: 2018/08/17
いちにいさんの感想

「せがれの画がしくじっても、この娘さんをしくじらせたくはない。」 この母心は面白い。 せがれの画のモデルにはならないことは知っていながら、連れてきた。 目立たない、から連れてきた。 都会に来て、きっと悪い連中に騙させるのが関の山、と思って連れてきた。 とんだ、リイズ、であるが連れてきた。そして、お手伝いさんになっちゃった!せがれは旅に……………

更新日: 2018/04/04
1d1d7ea7e6b0さんの感想

ゴーギャンはさすがに笑ってしまった

更新日: 2015/12/21
f160d505b5c1さんの感想

全てわかってる賢いお母さんが素敵。 でも杉野君には通じてないんだろうな〜

更新日: 2015/11/30
7b24beb875ccさんの感想

太宰らしいや、これは

更新日: 2015/04/02
3b55659f7c9fさんの感想

杉野君マザコン過ぎww でもお母さんいい人ww でも杉野くんの態度、自分にも思い当たる節あるわ。描写がさすが太宰。