これから死のうというのに、飄々と恋愛指南をしているただのプレイボーイに見える。友人が空想じゃない、と言ったときにぞくっとした。作家の苦悩を知ってほしいからこそら敢えて気障に語るのだろうか。何にせよ色気ある文で素敵だと思う。
情死を何度も図った作家でした。苦悩は想像できませんが、武士の 潔さとは一味違います。普通一般を代表しているところが、惹き付けいるのでしょう。
パンセはごつすぎる。エッジがきいたsentenceだ。
この人ってクソ野郎なんだけど、本当にセクシーだなぁと、作品を読むたびに思います。多くの人にとってはただのモラトリアム女ったらしゲス野郎かもしれませんけど。
太宰治らしい文章です。が二度目を読むことはないですね。
太宰先生…(T_T) 作家といふ者は、そんなに苦しいのでしょうか?