「雌に就いて」の感想
雌に就いて
めすについて
初出:「若草」1936(昭和11)年5月

太宰治

分量:約13
書き出し:フィジー人は其《その》最愛の妻すら、少しく嫌味《いやみ》を覚ゆれば忽《たちま》ち殺して其肉を食うと云う。又タスマニヤ人は其妻死する時は、其子までも共に埋めて平然たる姿なりと。濠洲の或る土人の如きは、其妻の死するや、之《これ》を山野に運び、其脂をとりて釣魚の餌となすと云う。その若草という雑誌に、老い疲れたる小説を発表するのは、いたずらに、奇を求めての仕業《しわざ》でもなければ、読者へ無関心であるとい...
更新日: 2024/01/20
cbeb8d424306さんの感想

情死を何度も図った作家でした。苦悩は想像できませんが、武士の 潔さとは一味違います。普通一般を代表しているところが、惹き付けいるのでしょう。

更新日: 2017/05/06
77bae0f32e0fさんの感想

パンセはごつすぎる。エッジがきいたsentenceだ。

更新日: 2016/01/23
さんの感想

この人ってクソ野郎なんだけど、本当にセクシーだなぁと、作品を読むたびに思います。多くの人にとってはただのモラトリアム女ったらしゲス野郎かもしれませんけど。

更新日: 2015/10/19
aa85a739397dさんの感想

太宰治らしい文章です。が二度目を読むことはないですね。

更新日: 2015/06/23
04a86f7d6db5さんの感想

太宰先生…(T_T) 作家といふ者は、そんなに苦しいのでしょうか?