「盲人独笑」の感想
盲人独笑
もうじんどくしょう
初出:「新風」1940(昭和15)年7月

太宰治

分量:約26
書き出し:よる。まつのこのまより月さやかにみゆると。ひとの申さるるをききてよめる。はなさきて。ちりにしあとの。このまよりすすしくにほふ。つきのかけかなまだ。ほかにも。あるなれど。ままにしておけ。——葛原勾当日記——はしかき葛原|勾当《こうとう》日記を、私に知らせてくれた人は、劇作家伊馬鵜平君である。堂々七百頁ちかくの大冊である。大正四年に、勾当の正孫、葛原|※《しげる》というお人に依《よ》って編纂《へんさん...
更新日: 2023/07/25
3e65ff3e7befさんの感想

盲人葛原勾当の記した日記を、太宰が抜き出して纏めた物語。 勾当の素朴な味わいのある文と、うたには飾らない美しさがあると思う。 葛原勾当日記を読んだことがないが、太宰も存分に、「ほんとうにおいしいところを」取り出して見せてくれているのではないかと思う。

更新日: 2021/10/13
19双之川喜41さんの感想

 記録はなれを 許してもらいたいと あるから 全部が全部 記録のままではない。 視力障害者が ハンコを用いて印した 日記の一部を 太宰には珍しく 記している。 取材源としても 女出入りは 必須のようだと想った。

更新日: 2021/03/30
4fe6551a0937さんの感想

まだ、読んでない

更新日: 2017/05/05
77bae0f32e0fさんの感想

自分の力量を越えた作品だった。上手に読みこなす以前に自分には何も伝わらず。自己反省