盲人葛原勾当の記した日記を、太宰が抜き出して纏めた物語。 勾当の素朴な味わいのある文と、うたには飾らない美しさがあると思う。 葛原勾当日記を読んだことがないが、太宰も存分に、「ほんとうにおいしいところを」取り出して見せてくれているのではないかと思う。
記録はなれを 許してもらいたいと あるから 全部が全部 記録のままではない。 視力障害者が ハンコを用いて印した 日記の一部を 太宰には珍しく 記している。 取材源としても 女出入りは 必須のようだと想った。
まだ、読んでない
自分の力量を越えた作品だった。上手に読みこなす以前に自分には何も伝わらず。自己反省