「火を喰つた鴉」の感想
火を喰つた鴉
ひをくったからす

逸見猶吉

分量:約16
書き出し:西蔵《チベット》は世界《せかい》の屋根《やね》といはれてゐるほどで、国《くに》全体《ぜんたい》が高《たか》い山々《やまやま》の連《つらな》りだ。その山々《やまやま》の中《なか》でも群《ぐん》を抜《ぬ》いて高《たか》く、西蔵《チベット》の屋根《やね》ともいはれるのが、印度《インド》との国境《こくきやう》に跨《またが》るヱヴェレスト山《ざん》である。その頂上《てうじやう》には古《ふる》い昔《むかし》か...
更新日: 2020/12/04
19双之川喜41さんの感想

 カモメのジョナサンは 急降下の自主トレに 熱中したけど カラスのラランは 上昇に夢中である。 エベレストの頂上を 目指している。 壮大な山岳地帯で 繰り広げられる 少し残虐な カラスの口の中の赤い訳もわかる骨太のはなしと思った。